ソフトバンクと西武

今年はなぜかソフトバンク(和田・杉内・ホールトン・川崎)と西武(フェルナンデス・中島・ミンチェ・帆足)で大量流出が起こりそうだ。

ソフトバンクは8年間悲願の日本一をとり、ひとつ区切りがついたと選手が感じたのかもしれない。また選手それぞれに事情があって出ていく選手も多い。杉内の年俸査定方法については、選手の考え方次第であると思うが、ソフトバンクのような新しい企業風土が関係あるのかもしれない。
西武は、みんなあまり西武にいいイメージを持たないで出て行っている感がある。いったいどうしたのだろうか。

FAによる流出といえばオリックスお家芸であった。石嶺、山沖、中嶋、星野。そして大リーグ移籍の先駆けもオリックスであった。イチロー、田口、長谷川。2000年代のオリックス暗黒時代はこれらの影響が大きいと思う。しかしそれは招いたのはオリックス球団のやり方のせいでもあると思う。もともとパリーグの不人気球団といったこともあるが、ブレーブスという名称を捨ててはいけなかった。今は栄光のOB達がみんな嘆いている。ブルーウェーブまで捨ててしまうほどである。これはチームを大事にしているとは言えない。

まあ今のオリックスには敵球団の同情なんかする余裕はなくて、ただただチャンスと思って来季は絶対に優勝を狙うのみである。