来季のオリックスへ期待（左先発編）

前回の右先発編からちょっと間が空いてしまいましたが、オリックスの来季の左先発陣について期待してみたいと思います。

来季の左先発陣の中心といえば中山だと思います。あとはマクレーン、古川といったところでしょうか。

中山
自分の好きな選手ですが、ついに2011年、大物の片りんを見せてくれました。最終成績は８勝９敗でしたが、防御率2.94が示すとおり、中山が投げるときは打線の援護に恵まれてないときが多かったと感じます。また、調子のいい時の中山はなかなか手が付けられなくなり、2011はあわやノーヒットノーランという試合もありました。年齢を重ねるにつれだんだん安定感が増しており、来年も楽しみにしていいのではないかと思います。
中山というと、一昨年のダルビッシュとの投げ合いに勝ち自信をつけ、覚醒した感がありますが、少し前でいうと常時２軍にいた中山に対し、大リーグのスカウトが視察に来ていたこともありました。ですので自分の力を発揮できれば、金子との２枚看板になる可能性も多いにあると思います。オリックスが優勝するために、来季の中山の成績予想は期待を込めて15勝と予想したいと思います。

マクレーン
2011のマクレーンの印象と言えば、いい時はいいが、打たれるときは初回から打たれ、成績がはっきりしていたなと感じます。ということからすると、２年目のシーズン、相手チームに研究されて少し厳しいのかなとも思います。とはいえ貴重な左腕ですので、ぜひこの予想を裏切ってもらいたいと思います。勝利数の予想は外国人枠の関係もありますので２〜３勝くらいでしょうか。

古川
自分は古川の先発転向は賛成です。これまでの中継ぎを見ていて、中継ぎ独特の難しさに手こずっているのかなと感じていました。大学時代も中継ぎ・抑えといろいろやっていたようですが、ノンプロとプロはやはり違います。ぜひ2012シーズンは先発として育成のシーズンとなるかもしれませんが、その中ででもチームの戦力となってもらいたいものです。先発初年度は２〜３勝くらいしてほしいですね。

おそらくこの３人が来季のオリックスの先発左腕となりますが、外国人の関係を考えると、初めから古川がローテに入るのではないかと思います。それでだめでしたら、マクレーンもしくは伊原なんかが変わる感じになるのでしょうか。
左投手陣で合計２０勝くらいしてもらえばオリックスの優勝も近くなるかもしれません。これもすべては中山次第といったところでしょうか。

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