バース氏&ブーマー氏が殿堂入り候補に

昨年、13票足りずに惜しくも殿堂入りならなかったブーマーに再び朗報です。

財団法人野球体育博物館は28日、来年の野球殿堂入りの競技者表彰候補者を発表した。プレーヤー表彰の候補者が21人、エキスパート表彰が10人の計31人。エキスパート表彰では、ランディ・バース氏(58=元阪神)とブーマー・ウェルズ氏(58=元阪急・オリックスなど)の「3冠王助っ人」2人が新たに候補となった。08年にスタートした同表彰で、外国人選手が候補となるのは初めて。殿堂入りの発表は来年1月11日に行われる。

 豪快なバッティングで日本球界を沸かせた伝説の助っ人が殿堂入り候補に名を連ねた。プレーヤー、エキスパート表彰とも、殿堂入り競技者表彰の候補者を事前に発表したのは初の試み。野球体育博物館の広瀬信一館長は「野球殿堂の認知度を高めたい」と、その意図を説明した。加えて「08年にエキスパート表彰が創設されてから、外国人選手が候補になるのは今回が初めて」(競技者表彰委員会関係者)という快挙。バース、ブーマー両氏は、候補として十分すぎるほどの実績を残している。

 バース氏は83年から88年まで阪神でプレー。85、86年と2年連続の3冠王に輝き、特に85年にはチームの21年ぶりの優勝に大きく貢献した。大フィーバーの中、ケンタッキーの人形が「バースや、バースや」と道頓堀川に投げ込まれたのは今でも語り草だ。バース氏は引退後はロートン市議会議員を経て、04年からオクラホマ州民主党上院議員を務めている。そんな中でも機会があるごとに来日。今でも熱烈な人気を誇っている。

 ブーマー氏は阪急時代の84年に3冠王を獲得。日本で10年間プレーし通算1413安打を放ち、CMにも出演するなどして親しまれた。今年6月2日の巨人戦(京セラドーム)では、阪急時代の背番号44のユニホームで始球式に登場。トークショーでは約1000人の往年のファンを前に「優勝し、西宮球場でプレーし、3冠王を獲って…。素晴らしい思い出がこのユニホームにはたくさんある」と笑顔で話していた。殿堂入りがかなえば、さらなる栄誉がブーマー氏の球歴に刻まれることになる。

 バース氏は04年限りでプレーヤー表彰の資格を失い、その際は得票数202票と殿堂入りまでわずか5票足りなかった。ブーマー氏も昨年が資格取得最終年で、223票を獲得したものの殿堂入りには13票届かなかった。そして新たにエキスパート表彰で候補入り。競技者投票で殿堂入りすれば、外国人では94年の与那嶺要(巨人など)以来となる。両氏が日本球界に残した足跡は、殿堂入りに十分ふさわしい。

殿堂入りの表彰式がもし東京であったら、阪急の帽子をかぶって声援を送りにいこうかな!?

おそらく阪神ファンがほとんでしょうが、白い帽子の阪神に比べ、赤黒の阪急帽子なので目立っていいかもしれません(笑)

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