5/26 森脇野球で巨人に向かう

今日は岸田が2ランを打たれ、引き分けとなりました。

しかし、セリーグ最強の巨人に対し、万年Bクラスのオリックスが、総力戦で2試合戦い、十分に勝てたほどオリックスの力も付いてきていると確信しました。
もしもで言ったらいけないかもしれませんが、初戦平野が抑えていたら、2戦目岸田が一発を浴びていなかったら・・・東京ドームで連勝も十分ありえる展開でした。

また、この2試合で森脇野球の方針の一つも見えた気がしました。

初戦打たれた平野にリベンジの機会を与える。
2戦続けて結果が出そうになく、ありえない凡エラーをした山本に、最後までチャンスを与え続け、最後の最後にヒットという結果を残させた。

たしかに、選手も気持ちよく次の試合に向かうことができ、それが次戦の勝利につながることでしょう。
そして監督と選手の信頼関係も厚いものとなるでしょう。
佐藤達も比嘉も山本もずっと信頼されて成長してきました。

これは理想的で素晴らしいやり方ですが、なかなか簡単にできることではないと思います。
特に自分みたいなせっかちなファンは、比嘉は使えないとか、山本より安達だとか、坂口をファームに落とせとか思ってしまいましたが、
これが森脇野球の真髄なのかもしれません。

ただし、これから特に結果が求められることが多くなるでしょうから、時には非情な采配が必要な時が出てくると思います。

一昨日の、エース金子から平野にスイッチしたところは、ある意味非情な采配だと思いました。

今後はこの森脇監督の、「選手を信頼し続ける采配」と「非情な采配」にも注目です。