オリックスの2013を振り返る

2013年も終わりの時期となりました。2013の最後に今シーズンのオリックスを振り返りたいと思います。(長文になるかも)

まずは今年は監督が森脇新監督となりました。
森脇監督の前シーズンの9試合の好成績、岡田監督と正反対のように感じた人柄などもあり、個人的には期待のできる新年の始まりでした。

1月には馬原が加入。寺原の人的補償でしたが、耳を疑いましたねえ。
ソフトバンクの顔である馬原がプロテクトされてなかったなんて・・・と。

キャンプ前には大引・木佐貫らが衝撃のトレードで日ハムへ。そして糸井・八木が新加入。
この時、木佐貫オリックスに骨を埋めるつもりだったとも言ってくれました。

あと個人的には平野恵一の復帰。これが最大にうれしかった。
6年前に平野がトレード放出されたとき、自分は抗議のメールを球団に送りました。
前年にチームのためにガッツあふれるダイビングで選手生命を脅かしかねない重傷を追った後に
やっと全快してきたというときのトレード放出。このトレードほど頭にきたものはありませんでしたが、今回、平野の方からFAで帰ってきてくれた。
ファンとしてこれほど嬉しかったことはありませんでした。

開幕はまさかのぶっつけ本番の金子。勝たなくてもいいのでケガだけはしないでくれと祈りました。
結果は、初戦、第2戦と12回サヨナラ負け。
2試合ともマリンで応援してましたが、この時は個人的にはまだまだこれからだと思ったものです。

シーズンが始まると、今年もやっぱりうまくいかないことが多く、坂口、後藤、T−岡田の不調。
速αといいつつ、全然昨年と変わらない機動力。
そしてどこのチームにでもあることと思いますが、意図のわからない選手起用といったイライラも例年のごとくありました。

そして今シーズンを決めたのは8月の8勝16敗。この時は打率も防御率も他の月とそれ程変わらないようだったのですが、勝負弱いというか僅差の負けがとても多かった覚えがあります。

そして2013シーズンの結果は5位。
昨年より1つ上に上がったものの、大引・木佐貫放出という血の入れ替えに見合う成績だとは言えませんでした。

しかし、前向きに考えると今年の戦いは昨季より以下のようないいところも見えてきました。

① 防御率がリーグ1位だったこと。
2012のチーム防御率は最下位。シーズン前は明らかに投手陣は課題だったのですが、この成績は西本コーチの手腕が大きかったのでしょう。
しかし新監督がだったゆえシーズン前半では松本、吉野を多用し、星をいくつか失ったのはもったいなかったです。

② 大型連敗が少なくなった。
2012は大型連勝と大型連敗の多かったオリックス。今季の大きな連敗というと4月の5連敗後に1勝して5月の6連敗。11試合で借金10作りましたが、これもシーズン当初の話。その後は8月でも4連敗が最高。2012よりはチームとしての安定感が上がったのでしょう(2012よりは・・・)

③ トレードの大成功
これはもう言わずもがなですが、個人的には1968年の山田、加藤、福本の伝説を超えてほしいと願ってます。

④ 最終戦でのTのホームラン
終戦のTのホームランは来季に少しだけ希望を与えてくれました。あの軽いバットの振りでスタンドへ持っていく感じはTのホームラン王になる前年の終盤とかぶりました。
おそらくこの期待は裏切られるでしょうが(笑)、少しだけTの爆発を期待します。

⑤ 終盤でスピードαが少し見られたこと
9月に入り、優勝が遠くなったオリックスは、監督も踏ん切りがついたのでしょう。思い切って動くことが多くなりましたね。盗塁・エンドランの数は数えたら、9月から結構増加していると思います。
これに伴ってか、チーム成績も9月は好成績だったと思います。
来季は森脇監督も2年目。1年目の反省も踏まえ、指揮を執っていただけるでしょうから期待します。


という感じで今シーズンを振り返りましたが、最後は何と言ってもバル・デホの退団です。
もしかしたらお金だけでなく球団・チームの状況もあるのかもしれませんが、この2人の移籍は悔しかったですね。

特にイデホは完全にソフトバンクに金でやられた形となり、来季は絶対にソフトバンクに優勝だけはさせたくない状況となりました。

 
byスポニチ


2013を総じると、来季へのステップだったということにしましょう。
2013の経験を監督には活かしてもらい、来季のクライマックス出場のため来季も応援していきたいと思います。


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